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ふるさと納税の確定申告の方法

  • 文責:税理士 内堀昌樹
  • 最終更新日:2024年7月12日

1 ふるさと納税の確定申告で必要な書類

⑴ 寄附金証明書を用いる場合

ふるさと納税の確定申告は、ふるさと納税を行った際に、各自治体から送られてくる寄附金証明書を用いて行います。

ですので、ふるさと納税で様々な商品を購入した後に各自治体から送られてくる寄付金証明書はきちんと保管しておく必要があります。

確定申告を行う際には、申告書の別表に書く地方自治体のどこの地方実際にいくらの金額を給付したか、寄付した日付等を一覧表にまとめ、確定申告書に添付し、提出します。

⑵ データを利用する場合

ふるさと納税を、楽天市場やさとふるなど、いわゆるインターネット上の通販サイトで利用する場合、サイトから寄附金証明書をデータで取得できるサイトもあります。

e-Taxや市販の申告書作成ソフトを利用して電子申告をする場合、一件一件、寄付先の自治体や金額、寄付の日付を入力しなくても、このデータをインポートすれば、一括で確定申告に必要な情報が入力されるようになっています。

手間暇を省くことができますので、このような方法を活用することも有益です。

2 ふるさと納税で確定申告をする際の注意点

注意が必要になるのは、ふるさと納税のワンストップ特例を利用した場合です。

最近では、様々なインターネットのサイトがふるさと納税で購入できる商品をまとめており、注文ページからお肉や魚、米、トイレットペーパーなど様々な商品を購入することができるようになっています。

そのようなインターネット上のサイトを利用された場合、注文ページの中に(ワンストップ特例を利用する)と言うボタンが付いていることがあります。

このワンストップ特例制度を利用すると、確定申告が必要なくなります。

ですが、ワンストップ特例制度を利用する申請をした後に、何らかの理由で確定申告をする場合、確定申告によってワンストップ特例制度は利用キャンセルしたものとみなされますので、確定申告の際に寄付金証明書を添付して、確定申告書内にふるさと納税を利用していることを記載しなければ、税金を安くする事はできないことに注意が必要です。

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