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所得税の計算の仕方に関するQ&A

  • 文責:税理士 内堀昌樹
  • 最終更新日:2024年8月1日

私はサラリーマンなのですが、所得税はどのように計算されるのでしょうか?

サラリーマンのようにお給料をもらっている方の場合は、給与所得と言う所得になります。

このような場合の所得税の計算方法は、給与所得から給与所得控除差し引き、さらに所得控除を差し引いて、残った金額に税率を掛け算することになります。

なお、所得控除には、国民年金などの社会保険料控除や生命保険料控除、地震保険控除、医療費控除、ふるさと納税などを利用した場合の寄付金控除等があります。

私は大家なのですが、所得税はどのように計算されるのでしょうか?

不動産を他人に貸して、賃料を得ている方の場合は賃料収入から経費と所得控除を差し引いた上で税率を掛け算して所得税を算出します。

よく勘違いされやすい注意点として、借り入れした借金の返済は、所得税の金額を計算する上ではプラスもマイナスにも計算されないと言うことです。

借り入れ金の利息は経費とすることができますが、借入金の元本の返済は経費とすることができませんので、借金の返済をしているからといって、税金が安くはならないことに注意が必要です。

個人事業主はどのように所得税が計算されますか?

個人事業主の場合は、事業所得という所得になります。

授業で稼いだ収入金額から、事業に関する経費を差し引き、所得控除を差し引いた上で税率を掛け合わせて所得税を計算します。

個人事業主の場合には、何を経費とすることができるのか注意が必要です。

特に、事業に関する支出とプライベートに関する支出が区別できないような場合は、プライベートに関する部分を割合で算出し、経費から除かなければなりません。

これを家事按分といいます。

例えば、車を仕事にもプライベートにも使っている場合は、すべてのガソリン代を経費とすることはできません。

仕事7割、プライベート3割などであれば、7割を限度にガソリン代を経費とすることができます。

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